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カウント・ベイシーと日航機墜落事故

8月12日がまためぐってきた。
29年前のこの日、日航ジャンボ機墜落事故が起きた。
夕食後、家族でこの事故の特集番組を見ていたら
無性にカウント・ベイシーの 「ワン・オクロック・ジャンプ」 が聴きたくなった。


カウント・ベイシーは周知のように、デューク・エリントン、グレン・ミラー等と並ぶ
偉大なジャズのビッグバンドリーダーである。
「ワン・オクロック・ジャンプ」はこの人の率いるバンドの代表曲のひとつだ。
そしてこの曲は、私が初めて買ったジャズのレコードでもある。
私はそれまでジャズに全く興味はなかったが、
愛読していたオーディオ季刊誌 「ステレオサウンド」 の常連評論家の文章に
カウント・ベイシーの名が頻繁に出てくるので、そのうち一度聴いてみようと思っていた。


昭和60年8月12日、仕事を終えた私は、同僚一人と職場近くの居酒屋で軽く一杯やった後、
ふと思い立って神田神保町のレコード店に寄った。
このとき買ったのが 「ワン・オクロック・ジャンプ」 のLPだったのである。


      image



午後7時、レコードを小脇に抱えて帰宅すると、玄関口に出てきた妻が、
旅客機が行方不明になったようだ、といった。
その時点ではまだ、墜落したかどうかは不明とされていたが、
翌日未明になって御巣鷹山頂付近で航空機の残骸と立ち上る煙が確認された。
当初乗員乗客524名全員絶望とされたが、幸いにも4名の生存が確認された。
しかし、520名は犠牲となった。
歌手の坂本九さんも犠牲となった。
さらに、後で知ったことだが、私の同僚の一人も帰省のためこの便を利用する予定だったところ、
急な仕事が入ったためキャンセルして命拾いした。
このことでこの惨事がより身近に感じられ、戦慄を覚えたのを記憶している。


ジャズのレコードの枚数はその後現在に至るまでそれほど増えてはいないし、
ジャズのレコードがターンテーブルにのる頻度もそう高くはない。
が、しかし無性にジャズが聴きたくなるときがたまにある。
そんなときにはこのレコードを取り出すことが多い。
そしてレコードのジャケットを見ると、この悲しい事故を思い出してしまう。


翌13日は旧盆。
520名の犠牲者に改めて、合掌。


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二代目「百日紅」

Author:二代目「百日紅」
埼玉県日高市にある石臼碾き手打ちそば屋「百日紅」の二代目店主です。そばの話、趣味の話、小さな旅の話、そしてヒトやモノとの出会い。
日々、感じたことをつぶやきます。

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